●質問
私は本業が忙しくて月2回しか出勤できないのですが、メンズエステの求人に応募しても落とされたりしないでしょうか？

●回答
落とされたりしません。むしろ「ぜひうちのお店で働いてください」というメンズエステ店の方が多いように思います。

レア出勤は優遇される？
月2回の出勤といえば、いわゆるレア出勤の類に入ります。メンズエステ業界においてレア出勤は優遇される傾向にあります。メンズエステ業界に限らず、風俗業界も同じですが、レア出勤は優遇される傾向にあるのです。
これは私たちの思考のクセのようなもので、月に2回しか出勤しない「超貴重な」セラピストさんだから指名しなくっちゃ！　と男性客が思ってくれるのです。なので、出勤日の前日にはすでに予約のお客さんでいっぱい！　ということも起こりえます。

月2回の出勤でいくら稼げるの？
わりと忙しいお店であれば、1回出勤したら3万円ほどは稼げますから、月2回で6万円の収入になります。
例えば、本業の収入が25万円として、それに月2回のメンズエステの収入6万円を足せば、合計で月収が31万円になります。
やがてオプションをすすめるのがうまくなれば、オプション代金がそれに加算されるようになります。オプション代金はお店によってまちまちですが、例えばホットオイルだと1000円から2000円ほど。ヘッドマッサージだと2000円前後。パウダーマッサージも2000円前後。衣装チェンジはお店によって本当にまちまちで1000円から5000円前後といったところでしょうか。
オプション料金は全額をセラピストさんの収入としてくれるお店もあれば、何割かがお店の取り分になって残りをセラピストさんにバックしてくれるお店もあります。
また、やがて指名客がつけば、指名料金も同様にセラピストさんの収入に反映されます。

ギャップを感じる本業がお客さんに受けるかも？
ちなみに、月2回の出勤で最低でも月収6万円を確保しようと思えば、2つのことが重要になってきます。
1つは、比較的人気のお店を選んで面接に行くことです。当たり前のことですが、暇のお店に出勤しても1人しかお客さんがつきませんでしたとか、今日は誰もお客さんがつきませんでしたというようなことになりかねません。
忙しいお店は指名のお客さんであれ、フリーのお客さんであれ、どんどん回していかなくてはならないので、当然あなたにもお客さんがつきます。
2つ目は、本業の肩書きとメンズエステのセラピストさんという肩書きのギャップが大きければ大きいほど、お客さんの目につきやすいので稼げるということです。
例えば、「大手IT企業でSEをやっている女性が月2回の超レア出勤」をしているとお店側がホームページであなたのことを紹介してくれた場合、男性客は必ず飛びつくはずです。大手企業でのSEと聞いただけで男性は、高学歴の女性だと思います。「高学歴の女性がオレのキワキワをマッサージしてくれるの？そんな超レアな経験、絶対するしかないっしょ」と男性は思うのです。もちろん、高学歴女子が嫌いな男性もいますけど、でも好きな男性もいます。

指名客を増やす方法とは？
これは男女問わず同じですが、私たちはイメージでものを判断するクセを持っています。
例えば、幼稚園の先生はエロいとか、看護師さんはエロいとか、そういう世間に流布している言い方はすべてイメージ由来です（実際にエロい女子もいますが、それは職業問わずいるはずです）。そういったイメージが脳の中に勝手に立ち現れてくる――男はそういう生き物なのです。
そういった脳のクセをうまく使うこと。すなわちイメージ戦略を上手く活用することによって、指名客が取れるようになります。
ちなみに、男性が良いイメージを抱く女性の職業というのはだいたい相場が決まっており、例えば先に挙げた看護師さんであったり幼稚園の先生だったり、受付嬢であったりします。少々マニアックかもしれませんが、例えば不動産会社で物件を紹介する営業をしているという肩書きもそれなりにおすすめです。そこまで具体的に書いてしまうと本業がバレてしまうのでイヤだと思う女性もいらっしゃると思いますが、おすすめといえばおすすめです。なぜなら、物件を紹介してくれた女性と仲良くなりたかったと思っている男性は一定数いるからです。

いかがでしょうか？
月2回しか出勤しないのでお店に迷惑をかけるかもしれない、と思うことは全くありません。お店は月1回でもいいので出勤してくださるセラピストさんをたくさん抱えたいと思っています。なぜならメンズエステ店というのは、セラピストさんが働いてくださってやっと、お金が入ってくる、そういったスキームだからです。
ぜひ月2回の出勤で手堅くかつ大きく稼いでみてはいかがでしょうか？